転職で初めてハローワークの利用を考えているけど
- 「ハローワークってどんな所なんだろう」
- 「利用するのに料金はかかるのかな?」
- 「どんな流れで仕事を探すんだろう?」
と不安になりますよね。
結論は、誰でも簡単に無料で利用できます。
この記事では、就職と転職3回の計4回ハローワークのお世話になった私がハローワークの利用方法を説明します。
ハローワークの概要
ざっくり説明すると、ハローワークは求職者に仕事を紹介する公共機関です。
各都道府県にあり、公共機関なのでもちろん無料で利用できます。
基本の窓口取扱(営業)時間は平日の8時30分から17時15分で、土日祝日と年末年始は休みとなっています。
なかには在職中に次の職場を見つけたいけど、仕事が忙しくて平日はハローワークに行く時間がないという方もいると思います。
そんな方のために、ハローワークの一部では19時まで窓口が開いていたり、土曜日も時短で窓口が開いている所もあるので、最寄りのハローワークの窓口取扱時間を確認してから行かれることをオススメします。
ハローワークの使い方【簡単3ステップ】
初めてハローワークを利用される方は、どの様な流れで仕事を紹介してくれるのか不安になりますよね。
そんなあなたのために、ハローワークの利用方法を説明します。
簡単3ステップで、何も難しいことはないので安心してくださいね。
求職者の登録をする
初めてハローワークを訪れたら、まずは求職者登録をします。
氏名や住所、持っている資格などの必要事項を用紙に書いて受付窓口に提出すると、求職者カードが発行されます。
パソコンで求人情報を閲覧する
館内のパソコンで求人情報を閲覧することができます。
職種や業務内容、賃金や休日など気に入った条件の求人があれば求人票をプリントアウトして求職者カードと一緒に受付窓口に提出します。
ハローワークインターネットサービスでは、スマホやパソコンでハローワークの求人情報を閲覧することができます。
窓口で面接のアポイントをとる
順番に案内窓口から呼ばれます。
職員が面接を受けたい企業に連絡し、面接の日程を調整してくれます。
面接の日程がきまったら、紹介状が発行されます。
以上がハローワークを利用する時のおおまかな流れです。
どうですか、とっても簡単でしょ。
ハローワークを利用すると得する4つのこと
求人情報誌や転職サイト経由で面接を受けるよりも、ハローワーク経由で面接した方が得することがあります。
無料で利用できる
ハローワークは厚生労働省管轄の行政機関なので、当然のことながら無料で利用できます。
転職をするときって、「今よりも給料が減るかもしれない」「転職後は半年以上働かないとボーナスが支給されないからボーナス1回分損する」など金銭面の不安がつきものですよね。
だからこそ、行政機関で安心して無料で利用できるハローワークは求職者にとって強い味方なんです。
面接先の企業について情報がもらえる
面接を受けようとしている企業について、今まで何人の人が面接を受けて、結果がどうだったかを教えてくれます。
例えば、今まで5人が面接を受けて、不合格が3人で合格が2人。合格した2人のうち1人が辞退した。
といった感じです。
やはり、これから面接を受けようとする企業の情報は多い方が嬉しいものです。
面接を不合格になった人が多ければ、「選考基準が厳しそうだから、企業研究をしっかりして面接対策を万全にしよう」となります。
逆に、辞退者が多いと、「条件が合わないか、会社の雰囲気が悪いのかもしれない」と事前の判断材料にもなります。
履歴書の書き方や面接の受け方についてアドバイスがもらえる
面接でよく聞かれる質問は何か?
履歴書を書くときの注意点は何か?
気になりますよね。
ネットで検索すれば、それらの情報は手に入ります。
しかし、自分一人で調べると「これどんな意味なんだろう?」とか「こんな場合はどうすればいいの?」という疑問や不安って出てきますよね。
ハローワークの窓口にいるのは職業紹介のプロである職員さん。
その職員さんに履歴書の書き方や面接など、転職活動での疑問点や不安に思っていることを直接質問できるのは、本当に心強いです。
紹介状を発行してもらえる
ハローワークでは“紹介状”を発行してもらえます。
この“紹介状”が意外と重要でして、企業は紹介状を持ってきて、なおかつある一定条件を満たす求職者を雇用すると助成金がもらえるんです。
つまりハローワーク(行政)側から企業に対して「この人を雇うと助成金が出ますよ」と働きかけをすることで、採用されやすくなっているのです。
簡単にまとめると、ハローワークが企業に求職者を紹介した日において
- 安定した職に就いている
- 自営業や会社役員として週に30時間以上働いている
- 学生(学校を卒業する日の年度の1月1日を経過していて内定を受けていない人は除外)
に該当しない人が助成金の対象となる方です。
詳しくは、厚生労働省のサイトをご覧ください。
あなたが対象者であれば、企業もあなたを採用すれば助成金をもらえるので採用の可能性がグッと高まります。
ハローワーク利用での注意点
行政機関で無料で利用できるとなると、当然のことながら求職者で混みあいます。
私は地方在住なのですが、ハローワーク前の道路は駐車場街の車が列を作っています。
転職活動でハローワークに通っていた時は、朝の開庁時間を狙って行ったにも関わらず30分ほど駐車場待ちをしました。
車を停めるだけでも時間がかかるということは、職業検索をするパソコンや窓口も当然混みあいます。
一つの企業を紹介・面接の予約を取るだけでも2~3時間は必要になりますので、時間には余裕をもってハローワークへ行かれることをお勧めします。
まとめ
ハローワークは行政機関で無料なので安心して利用できます。
初めてハローワークに行ってすることは
- 求職者登録をする
- 気に入って条件の企業を見つける
- 窓口で面接の予約をしてもらう
の簡単3ステップです。
また、ハローワークを利用すると得することは
- 無料で利用できる
- 面接を受ける企業の情報が聞ける
- 履歴書の書き方や面接対策についてアドバイスがもらえる
- 紹介状を発行してもらえる
があります。
注意点としては混みあっているので時間に余裕をもって行くようにしてくださいね。
私も初めてハローワークに行く時は「行って何をしたらいいんだろう?」と不安になったものです。
でも大丈夫。
この記事でお伝えしたように、無料で安心して利用できますし面接のアポイントも職員さんが取ってくれます。
面接や履歴書の書き方などのアドバイスももらえるんです。
あなたもハローワークに足を運んで、転職への一歩を踏みだしてみませんか。
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